職員面接②

職員面接。募集で人数が集まっても、実際面接するとなると応募者の都合もあり一回で全員面接行うのが難しい。8人しか応募者いないのにすでに2回目。

この日は都合が合う人が1人しかおらず、3回目の日程を組むことになりました。

応募いただいた人もほぼ全員が仕事を持っている現状のため、職員募集、面接すること自体が難しい、と私自身は勉強になりました。

 

現実把握→事象の原因仮説・推論→対策。は医師ならば得意の思考。今後の対策を練らなければなりません。開業時だけでなく開業後にも職員問題は必ずついて回ります。

 

これまでの職員問題の事例収集(文献検索、データベース)、症例報告をまずたくさん集めそれを統合しデータベースを構築します。

一般的な開業本や企業の職員問題についての本では大きく以下に分類されます。

①職員募集

労務管理

③給与・社会保険

④職員の性格、院長の性格

⑤休職・退職

今回は①⑤に関わっています。退職者が出れば再度職員募集となるため。多い事例は応募者0の事例。面接・採用時に必要な事柄や法律についての事例。応募者0についての考察には、看護師や理学療法士放射線技師などの専門職についてはそれぞれ職能団体が存在し、人材紹介事業を行っている。そのため一般的な求人媒体では求人が集まりにくいとの報告がみられた。

この根幹となっているのが現時点の日本が「ピンハネ社会」であること。

ピンハネ会社はブラックとまでは言わなくてもグレーな会社が多い。しかしながら開業本や企業の職員採用マニュアルでは「人材紹介会社の利用」を選択肢として挙げています。

ブラックやグレーに頼っては今後が思いやられます。私なりの対策を講じていきたいと考えております。

 

 

 

職員面接

本日職員面接でした。今回応募は計8人。数的には1日で十分できるのですが、応募者の都合もあり2日に分けることになりました。

応募の多いところは面接日程の調整でも大変だという話です。

色々採用基準はあると思いますが、「地域密着」のコンセプトのため住所が診療所から近いこと、電子カルテ、パソコン扱いに抵抗がないことを基準としました。

2つの基準ですがこれがなかなか満たせない。

次回に期待です。

その後銀行面接に行ってきました。事業計画や証明書(収入や資格)は提出済みであり(コンサル様様です)、内容はほとんどあいさつ程度であり拍子抜けでした。

コンサルのヘルプなく新規でかつ自前で開業準備している先生に脱帽です。とんでもない労力が必要と思われました。

 

職員面接の打ち合わせ

今週は職員面接の打ち合わせです。

・面接チェックシート

・応募者からの質問への回答例

雇用契約書、雇用条件通知書

内容確認と質問してよい内容かどうか、試用期間の意味。上記3つのひな形書類はすでにできあがっておりました。何でも揃ってますね。

 

また銀行面接の注意事項も確認しました。

・銀行からの質問への回答例

「あの場所に開業地を選ばれたのはどういった理由からですか?」

「あの場所で1日35人とは多すぎませんか?」

「先生の場合は開業しないで今の病院に勤務しておられた方が良い気がするのですが?」

と典型的な質問と回答の確認でした。

 

また医師会入会時必要書類の中で「保健所への変更届等提出書類の写し」というのがあり、これは開業時の届け出は3つあり、「厚生局」「保健所」「社会保険事務局」。

このうち保健所は主に診療所開設時の書類がメインとなっています。

私の場合は「管理者変更届」とのことでした。

広告、電カル、その他

今週の動き。

電カル→光回線対応プロバイダ契約。処方の際に体重あたりの処方量を算出する情報埋め込み。電カル入れ替えのため機器搬入日時決定。

 

広告→ホームページ作成。電柱看板。医院建物の看板。名刺作成。診察券作成。

 

その他→医院内スリッパ、封筒(医院名印刷のもの)、印鑑作成、レジスター印刷の医院名変更。

 

だんだん細かい所まで手が入るようになってきました。12月からまだ2か月しかたっていません。こんなにスムーズにいくとは・・・。関わってくださった人たちに感謝しかありません。

電子カルテと職員について

現在、電子カルテは導入されているのですが、型が古く入れ替えが必要になりました。来週電カル会社にてデモ機で説明会予定です。

勤務医時代に複数の電カルはみてきましたが、今回の電カルの使い勝手はいかに?

 

前回も職員募集の話は書きましたが、開業のよさは地域密着です。現在の職員は全員退職予定なのですが、また全員が診療所近くに住んでいます。ご近所で勤務希望の人を紹介してくれました。感謝です。

 

勤務医時代、「かかりつけ」=過去に1回受診歴あり。また「主治医」=過去に1回でも診察した人。であり、私的にはまったくかかりつけ、主治医の実感を感じたことがありませんでした。

開業だと診療所のご近所さんが診療対象となり長く続けると家族3代にわたり診療にあたることになり、そうなれば「かかりつけ」「主治医」という実感も感じるのではないかと考えております。

 

医院名

コンサルタントと面談。

今回はホームページと医院名、職員募集状況について。

まずは職員募集状況について。今回の開業で看護師、事務を募集しております。

すでに7人の応募がきており感謝しております。もう定員オーバーですが2月下旬に採用面接を予定しました。

次にホームページについて。どこの医院ホームページもすごく豪華なできでホテルさながらの紹介です。私の場合は継承で築40年物です。とても豪華なつくりにはできないため(仕方ないため)、非常にシンプルかつ目立たない作りにしてもらうように依頼しました。

最後に医院名ですが◯☓呼吸器科はダメだが、◯☓呼吸器内科はo.kというルールのようです。私は理解不能なのですが理由を知っている方がいらっしゃれば教えていただきたいと存じます。

 

昨年12月からフリーターとなり現在2月。2ヶ月間でだんだん形になってきています。開業関連の業者さんに感謝です。

 

適用事業所

適用事業所について。

『すべての法人事業所と、農林水産業など一定の業種を除く常時5人以上の従業員を使用する個人事業所は、社会保険(健康保険・厚生年金保険)の強制適用事業所となります。パートタイム労働者も適用事業所の従業員であり、一定の要件を満たせば社会保険の被保険者になります。』

医療法人のため、適用事業所となります。

パートタイム従業員については、3/4ルールが認められているそうです。

「1週の所定労働時間」及び「1か月の所定労働日数」が同一の事業所に使用される通常の労働者の所定労働時間及び所定労働日数の4分の3以上(以下「4分の3基準」という)である者は、パート等であっても健康保険・厚生年金保険の被保険者となります。

 

これまでの私自身の知識ではパート従業員しか抱えない企業で、パート従業員は社会保険の被保険者にはならない、という認識でしたがどうなるのでしょうか?